自己嫌悪に陥りそうになったら
会社でいじめを受け続けると、自己嫌悪に陥る場合が多々あります。自分は他人に好かれない人間なのではないかといったネガティブな思考から抜け出せなくなるのです。
大丈夫です、あなたは他人に好かれない人間などではありませんので、安心してください。社会人として働けるようになるほど成長するまでに、自分がどれだけの人に愛され、助けられてきたかを思い出しましょう。惜しみない愛情を注いでくれた家族の存在、さまざまなことを教えてくれた恩師、助けてくれた友人。人間は集団で生きる動物です。どんな人も、一人で生きてきたわけではありません。
会社でいじめられ、自分は他人に愛されない、欠けた存在であるように思う必要はありません。そんな自己嫌悪に陥りそうになったら、大切な人の笑顔を思い出しましょう。可能であれば、実際、大切な人に会いに行くのもよいでしょう。特に一人暮らしの人は、悩みだすとどんどん自己嫌悪して落ち込むことがあります。一人で悩むと、底なしに落ちていくことがあるのです。特に夜は危険です。ネガティブな渦に巻き込まれてしまいそうになります。
そんなとき、私の場合は実家に帰ると気が楽になります。帰ったら帰ったで、母がなんやかんやとうるさく言ってきて、ペットの猫やら小鳥やらもいてうるさいです。にぎやかすぎて落ち着かないのですが、気兼ねない家族の中に身を置いて、何気なく会話したり一緒にテレビを見ながら笑ったりして過ごすと、その間は会社やいじめのことなんかどうでもよくなっていて、自己嫌悪する心の働きも止まってしまします。あの「実家効果」は不思議です。
自分に欠点があることを受け入れましょう。会社でいじめられていると、それは自分に欠点があるからだと思いがちです。しかし、それはいじめの根本的な原因ではありません。なぜなら、欠点は誰にでもあるからです。いじめている側にも欠点はあります。また、欠点は、時としてその人の強みとなることもあります。せっかちな人はそれだけ行動力もあるでしょうし、おっとりした人は動作が遅い分だけ慎重に行動できるかもしれません。どんな欠点があったとしても、家族が、友人たちが自分を愛してくれた体験を思い出しましょう。
自己嫌悪はときとして自己の反省と変わり、その人を成長させてくれる機会となるかもしれません。しかし、過度に自分を責めて落ち込んでも仕方がありません。気持ちを切り替えて、落ち込みすぎないように自己管理していくことが大切です。
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