パワハラ110番

心療内科にも行けず

2011年11月23日(水)自宅にて
気晴らしに遠出しようと思った。が、県外に行くときは課長に報告しなければいけなかった。(災害時、非常時の安否確認の為)
こんな時に課長に電話するのもメールするのも嫌だった。(休日の行動まで課長に監視されているような気に陥りそうで、出来れば連絡したくないと思った。この制度が嫌だったわけではない。課長に報告するのがとにかく嫌だった。代わりに総務部あたりに連絡すれば可というシステムに代えて欲しいと思った。)
結局この日は家で過ごした。鏡を見て頬がこけているのに気がついた。先週の金曜以来、食欲が落ちていてまともに夕食を食べた日がなかった。入浴や洗髪さえなおざりになっていた。ずっと胸部に圧迫感や不安感を覚えていた。夜中(午前3時か4時頃)に突然目が覚めてそのまま朝まで寝付けない日が続いていた。
夕方、江川さんにメールした。心療内科に行きたいから有給休暇が欲しいと願いでた。間もなく返事がきた。
「12月はまだ余裕ある方ですが1、2、3月は大変な事になりますので休みは受け付けられません。4月以降やっと休んでいただけるかと思います。」なぜ今の時期なんですか?とも書かれていた。今月も極力休まないでといわれていたし、来月は来月で手順書改定が数十冊あるのでたいへんだと言われていた。
私の有休休暇はまだ26日も残っているのに来年の4月までは休めないのだろうかと思った。

 

2011年11月24日(木)AM
現場で江川さんと少し話をした。なぜ県外に行く時は課長に報告しなければいけないのか聞いた。(安否確認の為と知ってはいたが山崎さんは特にこのルールに関して厳しいように思えたから)
「地震などがあった時に所在を確認する為よ。」
「別に皆を監視するとかそういう意味じゃなくてね、他の部署でもみんなこうしてると思うけど山崎さん特に細かいから」と言われた。
不自然な言い方だと思った。最初の一言だけで十分ではないか?私は監視されてるようで嫌なんて言っていないのにどうして先回りしてそんなことをいうのだろう?
きっと今までにもその種の不満を言った人がいるのだと思った。

 

同日昼 社員食堂にて

 

私は深川さん、小池さんと一緒に昼食をとっていた。食後、深川さんの顔を見ながらつぶやいた。
私「もう私、いろいろ限界かも知れない」
小池「みんなとっくに限界が来てるわよ!」
二人に面接室でのやりとりの一部を話した。
深川「それってなんかおかしくない?」
小池「仕事のこと話せっていうから話しただけなのにどうしてそうなるのよ!」
私「いったい何を言えばよかったんだろ…。特に困っていることはありませんと言えばよかったの?」
深川「それはそれで突っ込まれると思うわよ」
私「私は『問題児』だからそうだろうけど…、深川さんあたりだったら大丈夫じゃないの?」
深川「さあ…。わからないわよ。」
私「俺にどうして欲しいんだ!謝って欲しいのか?とも言われたんだけど」
深川「ええっ?(驚愕)」
小池「それって感情的すぎない?」

 

そのうち我慢できなくなって、面接時のことだけではなく「ドア事件」も話した。
この件を知っている人は数名いたのだが、この二人にはまだ話していなかったのである。
「以前、製剤棟入り口でさ、後ろに課長がいたのはわかってたんだけど、ちょっとぼんやりしていて、気がきかなったわけよ。後ろから来る人のために暫くドアを押さえていてあげるだけの余裕がなかっただけなのに、『あいつ、俺の前でわざとドア閉めやがった!』と言われちゃった。独り言のつもりだったのかも知れないけど、大きな声だったから聞こえた。」
小池さんが「そんなしょうもないことでいちいち怒るなんて器の小さな人やねえ」と言った。

 

江川さんとのメールの件も話した。
私「〜というわけで心療内科に行きたいと思ったんだけど…。とりあえず不眠症の薬飲むだけでも今よりは楽になるだろうし。でも江川さんが何で今の時期なんですか?来年の3月までは極力休まないでくれとか言うの。」(その後、生産スケジュールに多少余裕ができ、実際には12月2日の午後に半日休暇を取った)
深川「それまでの間に悪化したらどうするのよ!ちょっと風邪ひいたとかお腹痛いとかそういう問題じゃないのよ!柳田さんが本当に欝になったらあの人が責任とってくれるとでもいうの?」
小池「それってもしかしたら訴えてもいいレベルじゃない?」
自分でもどうしたらいいのかよくわからなかった。でも一緒に憤慨してくれる人がいて少し嬉しかった。

 

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