パワハラ110番

パワハラの実例

お名前 正太郎さん
性別 男性
就業形態 一般正社員
職種 営業
業界 葬儀社

 

正太郎さんは月に3人は辞めていき、3年以上在籍している社員は100人に一人程の確率というパワハラ営業会社に入社してしまいます。同期で入社した約15人は、一年後にはわずか4人になってしまいましたが、退職者に会社を訴えようとする人間はいません。大変ひどい不正と私退職強要がありましたが、ついに訴えるという行動をとっておられます。「負けたらどうしよう」、「お金と時間がどのくらいかかるのだろう」という不安に神経をすり減らしましたが、ついに今後の人生を考えて会社を訴えて辞職するという行動をとりました。以前もあっせんを利用して労働局がびっくりするほどの和解金を手にしておられ、以前の経験をもとに行動に移されたケースです。実際に会社相手に戦いたいという方には非常に有用な体験談かと思います。

パワハラの実例1記事一覧

朝礼でパワハラが横行していることに気づく

H23年1月に入社して約2週間の研修を終え、本体と合流した日の朝礼で初めてこの会社が、パワハラが横行している酷い会社である事に気がつきました。A社では外務員への毎日のパワーハラスメントによる心理支配で契約をとらせるという時代錯誤の手法で強引な契約を次々と生み出しているのですが、外務員も次々と使い捨て...

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ノルマに達しない社員は個室に呼び出される

毎月20日は成績の〆日ですが、ノルマに達しない社員は9階にある個室に個別で上司三人に呼び出されます。一人ずつ呼び出される成績不良者の表情は、まるで死刑台にでも登らされているかのように暗く、この個別呼び出しを受けた社員のすべてが、30万から21万への減給か自主退社をせまられ、拒否をすると「来月成績が不...

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上司との戦いが始まった

そしてとうとう、この嫌がらせの人事異動が行われた次の日の朝礼の司会の順番が私であったので、「多くの経済学者が、人材という財産に高い評価をもって様々な経済論を展開する時代に、人材をおろそかにする会社に未来など存在しない」「パワハラは経済テクノロジーの分野で、それがいかに生産性がなく企業に損害を与えるも...

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労働裁判へ

嫌がらせの人事異動を受けたベテラン社員の一人T氏がとうとう、「この会社と課長を訴えるから解雇しろ」という内容の辞表を出して「会社都合による解雇」を求めましたが、会社はこれを受理せずに約一カ月残っていた有給休暇を消化させた後に、和解という形でT氏を復帰させましたが、何とその一ヶ月後には見せしめのように...

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勇気をもって行動する

そして私が、これらのT氏の訴えの全てを在職のままサポートしながら、H24 2月に何の反省も無い社の実態に対して労働局の助言・指導の申請を、後を追う形で行ったのが今回の戦いに勝つために考えたシナリオでした。私の今回の申請内容は平成23年8月より上司である○○課長、○○係長、○○主任に対して、朝礼で怒鳴...

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